【金運】三年続けてお参りすれば一生お金に不自由させまいすまい 金華山黄金山神社

「三年続けてお参りすれば一生お金に不自由させまいすまい」
古くからこのような言い伝えが残っている神社が宮城県にあります。その名も「金華山黄金山神社」。
今回は厄払いのお祓いをして頂きに現地に足を運びました。

金華山黄金山神社の歴史

社伝によると天平21年(749年)、陸奥の国守百済王敬福が朝廷に黄金を献上。(我が国最初の産金。)時の聖武天皇はこれを非常に喜び年号を天平勝宝と改めました。この祝事にちなみ天平勝宝2年(750年)、金華山に金を司る金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山比賣神(かなやまひめのかみ)を奉祀し創建した神社が金華山黄金山神社です。

神仏習合時代は辯財天(べんざいてん)を守護神として別当寺を金華山代金事と称しており、女人禁制となっていました。東奥の三大霊場、日本五大辯財天の霊地として栄えていきます。

明治2年(1869年)、神仏分離令により仏号を除き黄金山神社とし女人禁制も解除となり今日に至ります。

金華山黄金山神社へのアクセス

住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地

金華山黄金山神社に行くには鮎川港もしくは女川港から船で渡る以外に現地へ向かう方法はありません。
今回私は女川港より船で金華山神社に向かいました。

【当日の行程】
6:29 仙台駅出発〜(JR仙台東北ライン)〜石巻駅〜(石巻線)〜女川駅 8:26着

女川港(女川町離島航路ターミナル) 9:00出港 所要時間約30分で金華山へ

船便の時間が限られているので早朝からの出発となりました。女川港から金華山への航路は株式会社潮プランニング様が担当しております。便数が限られているので事前の予約がオススメです。また団体での渡航の場合は海上タクシーのチャーターの出来るようです。

JR東日本 石巻線 女川駅 東日本大震災後に内陸部へ移動し建て替えられたものです。

駅を出たら商業施設「シーパルピア女川」を通り抜け海に突き当たったら右方向へ

「シーパルピア女川」を抜けた先に東日本大震災遺構「旧女川交番」があります。
震災当時の女川町の状況が詳しくまとめられています。

駅を出てから約10分ほどで離島航路ターミナルに到着します!

金華山船着場から境内へ

女川港から約30分で金華山船着場へ到着します。ここから社殿を目指して歩くのですがかなり急な坂道が続きます。しっかりとした靴を履いて行った方がいいと思います。また船着場には神社所有の送迎車が止まっていますので、そちらを利用するのも良いかと思います。

船を降りるとすぐに鳥居が立っています。ここから急な坂道が始まります。

坂の中腹に表参道と裏参道の分岐点があります。表参道はここから舗装されていない部分が増えますので足元に注意して下さい。

表参道途中の鳥居。歴史がある石碑が立っています。

険しい表参道を登っていくといよいよ黄金山神社の境内へ。

樹齢八百有余年の御神木。

巨大な恵比寿様と大黒様。

もちろん銭洗辯財天もあります。

石鳥居をくぐり随神門を抜けて石段を登ります。

ついに御拝殿へ到着!
金運アップのご利益を頂ける様にしっかりお参りしましょう!

御祈祷・御朱印

祈祷・御朱印の受付は石鳥居奥の「祈祷受付場」となります。
一度にかなりの人数が受付に来ますので御朱印帳の取り違いにはご注意ください。(受付時に番号札を頂けます。)
御朱印料は500円です。

来山して祈祷を受けた人のみが頂ける「三年連続御朱印帳」(1,500円 御朱印料は別途かかります。)

頂いた御朱印がこちら。見開きで迫力も抜群です。

金華山黄金山神社の祈祷は「大護摩祈祷」と呼ばれる独自の手法となっています。神仏習合時代から修験者により盛んに行われていたもので約1,000年間もの間絶えることなく続いているものだそうです。通常神社の祈祷では護摩木を燃やすことはありませんのでかなり特殊な祈祷方法だと思います。(護摩木は仏教由来のものですので。)

皆様も国内有数の金運パワースポット、風光明媚な金華山黄金山神社へ御参拝してみてはいかがでしょうか?

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