【初詣】2021年は「縁」の年に 出雲大社東京分祀

何かと重苦しい話題が多かった2020年も終わり心機一転、2021年は「縁」を大事にしていこうということで初詣へ。「縁結びの神様」といえば出雲大社の「大国主大神」が最有力ですがこのご時世、そう簡単に出雲大社に行くことも叶いません。そこで出雲大社の正式な分祀である「出雲大社東京分祀」に参拝をして来ました。

出雲大社東京分祀とは

出雲大社八十代宮司で出雲大社教初代管長である千家尊福(せんげたかとみ)氏が東京及び東日本の御神徳宣布のために明治11年1月に千代田区神田にある神田神社社務所内に「東京出張所」を設けたのが始まりとされています。
なぜ神田神社に?というのは御祭神が同じということと宮司同士の繋がりによるものだそうです。
明治15年4月に千代田区二番町に移転、明治16年5月に東京出張所に神殿を設立し、尊福氏が出雲より御分霊を奉じて鎮祭し出雲大社東京分祀が建立されました。なお落成式には有栖川宮幟仁親王(ありすがわのみやたかひとしんのう)が参加し、明治天皇より大和錦二巻を下賜されています。
明治22年に麻布区材木町(現在の港区六本木7丁目)に神殿が移転されました。明治31年には神前結婚式を行っています。また明治当時の神葬祭についても数多の元勲の国葬に関わっていたようです。
昭和20年5月には戦災に遭遇し移転するも昭和36年12月木造神殿を現在の場所に再築しています。昭和55年12月に近隣の開発に伴い鉄筋コンクリート造りの神殿に改築され現在に至っています。

アクセ

住所:東京都港区六本木7-18-5
電話番号:03-3401-9301

社殿周辺は道路が狭く人通りも多いです。車で参拝の際は周辺コインパーキングや六本木ヒルズの駐車場を利用するのがベストです。今回は地下鉄で参拝に行って来ました。

最寄りの地下鉄出入り口は「東京メトロ日比谷線六本木駅2番出口」になります。この2番出口は都営地下鉄大江戸線六本木駅と繋がってないので注意が必要です。

地下から出るとすぐ目の前に「ファミリマート」がある交差点が見えます。ここを右折します。

地下から出て5分もかからず出雲大社東京分祀に到着。鉄筋コンクリート造りの社殿が周りの風景に溶け込んでいます。

参拝・御朱印

参拝したのは2021年1月1日の16時頃です。社殿の中は一方通行になっており正面向かって右側の階段から拝殿に向かいます。階段には行列対策の足跡シールやアルコール消毒器も置いてあり感染症対策もしっかりされています。拝殿は3階にあります。

出雲大社では「二拝四拍手一拝」という参拝作法になっています。作法に従ってしっかりお参りしましょう!

参拝を終えて奥に進むと御守所があります。御朱印はこちらで頂けます。
現在は感染症対策のため書き置きのものとなっています。初穂料は500円でした。

シンプルなデザインですが「縁」の印が入っているのが出雲大社らしくて素晴らしいです。

 

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